Q&A
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店から洗濯された品物の仕上がりチェックは?
できるだけ早く確認を
出来るだけ受け取ったその場で仕上がり具合を確認するよう心がけましょう。
まず、 形崩れや落ち具合、ボタンや装飾品の有無、一番大事なのがお客様にとって納得のいく仕上がりに上がっているかがポイントです。もしもその場で点検出来ない場合は、受け取ったその日に、家で必ず確認するようにして下さい。万が一つぎのシーズンまで持ち越して何かの不具合があった場合、責任の所在がどちら(店かお客様)にあるのか判らなくなってしまいます。
クリーニング店から仕上がってきた衣類のビニールカバーは?
そのままの保管はカビの原因に
仕上がった衣類のビニールカバー、ついそのまま使ってしまいがちです。
でも、これは保管する際には好ましくありません。ビニールカバーは保管用ではなく、仕上がったものを汚さずに持ち帰っていただくための包装です。かけたまま収納すると湿気がこもり、カビの生えやすい条件を作ってしまうことがあります。保管するときは、ビニールカバーをはずし市販の不織布カバーを使うか、古いシーツなどをかけておくことをおすすめします。
夏物をしまうときの防虫剤は?
汚れていると夏物も被害に
虫に狙われやすいのは、ウールやシルク、毛皮などの動物性繊維ですが、綿、麻などの植物性繊維や合成繊維も被害にあうことがあります。最近では夏物でもサマーウールやシルク混紡など、害虫の好む素材のものも多いので、1年中防虫剤が必要です。
また汗や食べこぼしがあるとさらに被害にあいやすくなります。20℃以上で、害虫の活動が活発に。
最近は冬でも室温20℃以上。20℃以上のときに、虫の活動が活発になりますので、1年中被害にあう可能性があり、油断大敵です。
ドライクリーニングは、何を使って洗うの?
水を使わないことから「ドライ」と呼ばれます。ドライクリーニングは、揮発油のような石油系溶剤や合成溶剤を使用します。
使用する溶剤は主に3種類。これらの溶剤は油を溶かす力や乾燥の温度など、条件がそれぞれ違うため、品物にあわせて溶剤の種類、洗う時間、乾燥方法などを変えてクリーニングしています。(当店は石油系溶剤を使っています。)
ドライクリーニングの長所と短所
水洗いと比べると次のような特徴があります。
長所
①体から分泌される油分などの油性汚れが良く落ちます。
②型くずれや縮みが起こりにくい。
③生地の風合いが変化しにくい。 ④色落ちしにくい。 ⑤繊維をいためにくい。
短所
①汗などの水溶性汚れが落ちにくい。
②ドライクリーニング溶剤の管理が悪いと、他の品物からの汚れがついてしまうことがある。
ドライクリーニングでは、なぜ収縮や型くずれが起こりにくいか?
綿、麻、絹などの場合
これらの糸は水の中では膨らみ糸が太くなるため、それと交差する糸がその分大きく波打ち、その結果生地が縮むことになります。またニットや布地は引っ張られた状態で製品化されていることが多いため元に戻ろうとして縮みます。
ところが、ドライクリーニング溶剤中では糸が膨らみませんので、このような縮みは起こりません
羊毛の場合
羊毛の繊維は、私たちの髪の毛のキューティクルと同じようにウロコ状になっています。水の中では羊毛繊維が膨らみウロコがひらき、その状態で、もまれると繊維がからみ合い徐々に目がつまって縮んでしまいます。これをフェルト化(縮絨)といいます。
ところが、ドライクリーニング溶剤中ではウロコがひらきませんので、このような縮みは起こりません。
ドライクリーニングの洗剤は?
ご家庭での水洗いと同様で汚れを落とす為には、洗剤(ソープ)が必要です。
水洗いでは主に油性の汚れを落とすなどの目的で洗剤を使用しますが、ドライクリーニングでは水溶性の汚れを落とすなどの目的で洗剤を使用します。
水洗いでは汚れを抱え込んだ洗剤を毎回毎回排水しますが、ドライクリーニングでは蒸留やろ過などの方法で溶剤を再生浄化しながら洗います。つまり、すすぎながら洗うという状態になりますので、洗剤(ソープ)を含めた溶剤の管理が洗浄品質の重要なポイントとなります。(当店ではソープ濃度計を使いソープの管理をしています。)
衣類についている汚れって?
コートやスーツと、下着類では当然ながら汚れの種類やその量も異なり、季節によっても異なります。
一般的にコート、スーツ等の外衣では、一番多いのが不溶性の汚れ、次に油性、水溶性の汚れの順です。
不溶性の汚れ
泥や排気ガスのような水にも油にも溶けない汚れです。この汚れを落とすには機械力が必要なため、洗う時間や洗う量などの管理が必要です。
油性の汚れ
身体から分泌される油分などの汚れです。
ドライクリーニングでは溶剤に溶け出す汚れですが、水洗いでは洗剤の働きで取る汚れです。
水溶性の汚れ
汗と一緒に分泌される塩分などの汚れです。
水洗いでは水に溶け出す汚れですが、ドライクリーニングでは洗剤(ソープ)の働きで取る汚れです。
家庭洗濯とクリーニング店の違う点は?
洗い
コート、スーツなどの汚れの大半は不溶性の汚れと油性の汚れです。
品物のダメージを極力おさえ、この汚れを落とすには水洗いよりドライクリーニングが優れています。
ウールやシルクなどの天然繊維は水洗いでダメージを受けやすいため、ドライクリーニングが適しています。汚れや、シミ、素材等に合わせて最適な洗浄方法を選ぶことが大切です。
仕上げ
仕上げには、湿気、熱、圧力が必要です。
例えば背広の上着を仕上げる時芯地のある部分とない部分、しわを伸ばす時と形を決める時では、最適な湿気、熱、圧力がそれぞれ違ってきます。
また、洋服は立体的に縫製されていますので、平らな台の上でアイロンだけで仕上げるにはおのずと限界があります。
クリーニング店では各種機械や補助具を使用し、技術者(当店の場合は「クリーニング師」)が仕上げています。
一度しか着ていない衣類、クリーニングは?
一度の外出でも意外と汚れているもの。
保管中に汚れが変質して取れにくくなったり、カビや虫食いの原因となります。クリーニングをお勧めいたします。
クリーニングしたらダニはいなくなるの?
死滅します。
水洗い、ドライクリーニングの洗浄や乾燥中に死滅するばかりではなく、仕上げの熱によっても死滅することが確認されています。
一枚のふとんには7~10万匹ものダニがいるといわれています。ダニは、ふとんを干しても日のあたらない裏側へ移動してしまいます。ふとんたたきもダニの死骸などが表面に出てきてしまい逆効果です。
ダニを減らす一番は丸洗いです、一年に一回は丸洗いをおすすめします。
でも、クリーニングに出すと日数がかかってしまうからなかなか出せないという方、ふとんに掃除機をかけてください。(一枚のふとんにだいたい40~60秒くらい)これを毎日続けるとダニの数は大幅に減ります。
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